被災地支援をしたい気持ちを募金(寄付金・義援金)で届けよう
大きな災害があると心が大変乱れます。テレビを見るだけで辛い。今困っている人になにかしてあげたい、この手元にあるパン一つ、ペットボトル一つでいいから届けたい。けれど、被災地の支援はとても難しいのです。
個人からの小ロットの贈り物は、「届けられたものがなにであるか」「届けられたものが安全なものであるか」を確認した上、それぞれのものに振り分け、さらに必要な場所へ送り届ける……という作業が必要になります。
それはとてつもない労力を必要とする事は想像に難くないでしょう。被災地の貴重なマンパワーを割かせることはできません。
そこで言いたい。
募金をしよう!
それも、きちんとした機関にまとまった額募金しよう!
後から申請すれば確定申告で「寄付金控除」も受けられるよ!
信頼できる義援金の送り先として、迷ったら「日赤(日本赤十字社)」「赤い羽根共同募金(中央共同募金会)」もしくは国、各自治体です。
平成30年7月豪雨災害義援金|国内義援金・海外救援金への寄付|寄付する|日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/307/
平成30年7月豪雨災害 | 赤い羽根共同募金
https://www.akaihane.or.jp/saigai/2018_july_gouu/
国や各自治体の窓口はわかりにくいので、今おすすめするなら「ふるさと納税」の返礼品なしでやる方法が手軽&節税にもなります。
ふるさと納税で災害支援|ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス]
https://www.furusato-tax.jp/saigai/
というわけで、今回は郵便局、銀行、インターネットバンキング、コンビニから「日赤(日本赤十字社)」へ義援金を送る方法を解説します。
(あちこちの企業が募金を募集していますが、「日本赤十字社へ寄付します」という一文が書かれているものも多いです。最終的に日赤に募金するのであれば、直接日赤に募金した方が確定申告で「寄附金控除」が受けられます。特定の団体以外の企業経由の募金は、基本的に寄附金控除は受けられません。大金を募金する方はご注意ください。寄附金控除ができるかどうかについては各団体のサイトなどを参照してください)
(あちこちの企業が募金を募集していますが、「日本赤十字社へ寄付します」という一文が書かれているものも多いです。最終的に日赤に募金するのであれば、直接日赤に募金した方が確定申告で「寄附金控除」が受けられます。特定の団体以外の企業経由の募金は、基本的に寄附金控除は受けられません。大金を募金する方はご注意ください。寄附金控除ができるかどうかについては各団体のサイトなどを参照してください)
日赤(日本赤十字社)を利用して被災地へ義援金を送る方法
今回は、「平成30年7月豪雨災害義援金」を例にあげて解説します。他の義援金については振込先が違う可能性がありますので、必ず日赤のサイトなどで確認してください。
平成30年7月豪雨災害義援金|国内義援金・海外救援金への寄付|寄付する|日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/307/index.html
義援金を受け付けている預かり口座をチェックする
「平成30年7月豪雨災害義援金」については、1.ゆうちょ銀行(郵便局)
口座記号番号 00130-8-635289
口座加入者名 日赤平成30年7月豪雨災害義援金
2.メガバンク
三井住友銀行 すずらん支店 普通 2787545
三菱UFJ銀行 やまびこ支店 普通 2105538
みずほ銀行 クヌギ支店 普通 0620405
(口座名義はいずれも「日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)」)
となっています。(日赤のサイトも要確認。受領証が必要な場合はぜひ事前登録を、手続きが楽です。http://www.jrc.or.jp/press/180709_005335.html)
*その他の義援金については口座が違いますので、必ず日赤のサイトで確認してください。
義援金・救援金募集|日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/contribution/
ゆうちょ銀行(郵便局)を使って寄付する
上記の払込先をメモするか印刷して、お近くの郵便局へ行き、通常の振込(払込)の手続きをするだけです。窓口からでもATMからでも可能です。(振込・払込自体のやり方がわからない場合は、窓口でお問い合わせください)
ゆうちょの窓口を使うのであれば、上記のゆうちょの口座に払込すると手数料が無料です。(ATMやインターネットバンキングでは手数料がかかります)
義援金送付-ゆうちょ銀行
https://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/activity/fukusi/abt_act_fk_gienkin.html
また、払込用紙の半券を保存しておくと、確定申告で「寄附金控除」を受けることができます。
受領証はなくても大丈夫です。もし必要であれば、払込の時に通信欄に「受領証希望」と書けば後日届きます。
銀行を使って寄付する
上記の振込先をメモするか印刷して、お近くの銀行やATMへ行き、通常の振り込みの手続きをするだけです。窓口からでもATMからでも可能です。(振り込み自体のやり方がわからない場合は、窓口でお問い合わせください)
こちらは、振込手数料がかかります。ご注意ください。
またその際、窓口およびATMのご利用明細書を保存しておくと、確定申告で「寄附金控除」を受けることができます。
受領証は不要ですが、もし受領証が必要であれば日本赤十字社 寄付受付から事前登録して、発行される受付番号を入力すると手続きが楽です。
インターネットバンキング
上記の振込先をチェックして、インターネットバンキングで通常の振込処理を行うだけです。別途振込手数料がかかりますが、かなり手軽です。またその際、確認画面を印刷しておくことで、確定申告で「寄附金控除」を受けることができます。
受領証は不要ですが、もし受領証が必要であれば日本赤十字社 寄付受付から事前登録して、発行される受付番号を入力すると手続きが楽です。
コンビニを使う
実はコンビニからも日赤に寄付することが可能です。手数料もかからず手軽です。ローソンのLoppiを使用した場合は受領証の発行も可能です。ファミリーマート
Famiポートを使って募金(手数料なし)トップ画面「申込・請求・募金」→「募金」→「日本赤十字社」→金額など入力→印刷された申込書をもってレジで支払い
(「平成30年7月豪雨災害義援金」には対応していないかもしれません)
*ただし、受領証が発行できないので寄附金控除は受けられません
ローソン
Loppiを使って募金トップ画面「各種サービスメニュー」→「5.〜〜〜募金等」→「Loppi募金受付サービス」→(募金したい種別)→金額→必要事項入力&確定→申込券をもってレジで支払い
(「平成30年7月豪雨災害義援金」には対応していないかもしれません)
Loppiを使用した場合、受領証が発行できます。Loppi端末から発行される申込券に書かれた「申込番号」「氏名」「住所」を、連絡先に問い合わせ(詳細は下記の日赤のサイトを参考に)
コンビニ端末で簡単募金|寄付する|日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/contribute/fami/
Famiポート募金|サービス|ファミリーマート
http://www.jrc.or.jp/contribute/fami/
募金受付サービス|ローソン
http://www.lawson.co.jp/service/loppi/bokin/
寄附金控除を受けるのであれば確定申告をしよう
2000円以上の寄付をした場合、確定申告を行うことで寄附金控除をうけることができます。少額であったとしても、還付金を受けられる可能性があります。「気持ちを送りたいだけなのに……還付金目当てなんて卑しいと思われそう……」
とはどうか思わないでください。もし還付金をもらえたのであれば、また次にその金額を寄付にあてることもできます。
必要書類は保存しておこう
確定申告の際、寄附金控除を受けるのに必要な提出書類があります。日赤から送られる受領証があると確実ですが、以下の書類を受領証の代わりとなる「免税証明書」として使うことができます。(受領証を受け取るには別途手続きが必要となりますし時間がかかります。)
- 郵便局 振込用紙の半券
- 銀行 (窓口でもATMでも)ご利用明細票
- インターネットバンキング 確認画面を印刷したもの
- コンビニ募金 Loppi募金の場合は、「申込番号」「氏名」「住所」を連絡先に問い合わせて受領証発行
ただし、必ず
①寄付者
②寄付した日
③寄付金額
④寄付先の口座番号(義援金専用口座番号)
が記載されていなければ証明書類として使うことができませんのでご注意を。
万が一上記を紛失した場合は受領証の再発行手続きが必要となります。またその他の理由で受領証が必要な場合も発行してもらうことが可能です(下記リンク参照)
平成30年7月豪雨災害義援金|国内義援金・海外救援金への寄付|寄付する|日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/307/index.html
よくあるご質問と受領証発行についてはこちら|義援金・救援金募集|日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/contribution/140628_000545.html【義援金の受領証に関するお知らせ~寄附金控除申請の際に】|日本赤十字社からのお知らせ|日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/information/160510_004276.html
私はインターネットバンキングで5分で寄付完了
私はいつもは郵便局で直接払込をしているのですが、今回はインターネットバンキングを利用しました。セブン銀行に口座をもっているので、インターネットバンキングへログオン→振込→振込先を選択→必要事項入力→完了! 5分かからずあっという間にできました。
このように確認画面を印刷してとっておけば、年度末の確定申告で寄附金控除を受けることができます。
私は日本赤十字社 寄付受付から事前登録しず、口座に直接振り込みました。
事前登録について日赤に問い合わせましたが、銀行振込の場合、受領証を郵送するための住所などの情報が日赤に届かないため、手続きをスムーズにするために事前登録をおすすめしているとのことでした(事前登録していない場合は、FAXや電話で問い合わせすれば、受領証の発行が可能です)。
義援金自体は問題なく振り込めますし、寄附金控除も可能ですのでご安心ください。
今すぐの支援には使えないかもしれません。けれど、被災地の支援は「この一瞬」ではありません。甚大な被害があった場合、継続的に支援が必要になるのです。
そのために、お金であればいくらあっても困る事はありません。腐りません。余りません。本当に被災地で必要なものにかえてもらうことができるのです。
あなたの今の気持ちを、被災地に確実に届くよう、募金してみませんか?
事前登録について日赤に問い合わせましたが、銀行振込の場合、受領証を郵送するための住所などの情報が日赤に届かないため、手続きをスムーズにするために事前登録をおすすめしているとのことでした(事前登録していない場合は、FAXや電話で問い合わせすれば、受領証の発行が可能です)。
義援金自体は問題なく振り込めますし、寄附金控除も可能ですのでご安心ください。
あなたの気持ちを被災地に届けよう
大金でなくとも、ある程度まとまった額を募金したいと思ったら、ぜひ日赤などに直接募金してみてください。今すぐの支援には使えないかもしれません。けれど、被災地の支援は「この一瞬」ではありません。甚大な被害があった場合、継続的に支援が必要になるのです。
そのために、お金であればいくらあっても困る事はありません。腐りません。余りません。本当に被災地で必要なものにかえてもらうことができるのです。
あなたの今の気持ちを、被災地に確実に届くよう、募金してみませんか?
(記事は下に続きます)
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