まずはおすすめの爪切りの話
赤ちゃんの爪切り、結構大変です。爪は柔らかいし、薄いんですが、それ故に結構痛いんですよ。遠慮なくバリバリ顔や頭をひっかくので、油断すると傷だらけに……。ついでに親の顔なんかもスパッと切れたりするので注意が必要です。うちの娘たちは湿疹もあり、ひっかくとそこからさらに悪化してしまうので(湿疹自体がかゆいってのもあるので、爪切りだけじゃなくて湿疹自体の治療ももちろん必要なんですが)、こまめな爪切りが必須です。
爪切りは使いやすいものを使えばいいと思うのですが、赤ちゃん専用のものを買いましょう。ハサミ型の方が使いやすいと思いますがテコ型(大人が普段使うやつ)でも、赤ちゃん用であれば問題ないでしょう。
ハサミやテコタイプが怖いな、という方はやすりを使う方法もあります。
我が家の長女が赤ちゃんの時から使い続けているこちらの爪切りは大変おすすめです。
3ヶ月からと書かれていますが、新生時期から使えます。同じピジョンから新生児用の爪切りも出ているのですが、ちょっとサイズが小さいので、長く使うならこっちの3ヶ月からの爪切りの方が使いやすいと思います。(もちろん小さい分、小さい頃はそちらの方が使いやすいんでしょうが)
持ちやすく、とにかく切れ味がいいです。サイズ感もよく、とにかく使いやすい。
長女が5歳になった今も使っています。そして、現在3ヶ月の次女も問題なく使えてます。全然衰えない切れ味。素晴らしい。
今回次女はかなり爪が固めなのか、爪の形の問題なのか、こまめに爪切りをしても顔を傷だらけにしてしまうので、仕上げ磨きに紙やすりも併用しています。まあこちらはいらない人はいらないかな。
多分そんなに長く使うこともなかろうと、紙のヤスリです。小さく分かれているので、ヤスリ部分が悪くなってきたら捨てることができます。裏表でやすりが違うので、これだけでも爪切りがわりになります(が、あまりに効率が悪いので、私はピジョンの爪切りで爪を切ってから、このやすりを使っています)。
もしハサミの爪切りを使わずにヤスリだけで完遂させるのであれば、もう少ししっかりした電動のやすりなどの方が効率がいいと思います。
赤ちゃん用とはいえ、やすりは思った以上に削れます(赤ちゃんの爪は柔らかいですし)。まずちょっと自分の爪で試してみて、どのくらい削れるか感覚をつかんでから赤ちゃんに実践してみるといいかなと。
爪切りのコツ
赤ちゃん、手の爪が伸びるのが早いです。場合によっては週に2回くらいお手入れが必要になります。それに対して足の爪は伸びるのがそこまで早くありませんので、こちらは月に1〜2度のお手入れで大丈夫です(もちろん伸びているのを感じたら、その時点でお手入れしましょう)
手足が動くとやりにくいので、赤ちゃんが寝ている時を狙うとやりやすいです。我が家は授乳中にやったりもします。寝ている時には手元を照らすライトがあると便利。
指先の皮膚を少し下に押し下げるようにしながら切ると、指先の皮膚をうっかり傷つけるリスクが下がります。
深爪にしがちですが、やりすぎると爪の形が悪くなりますので、切りすぎ注意。
爪の角が残ると、鋭くて引っかき傷を作りがちなのですが、あまり爪の角を切りすぎると巻き爪の原因になります。その点、ヤスリの方が切りすぎにならず便利とは思います。
特に足の親指の爪は巻き爪になりやすいので、スクエアカットオフというやり方(指先で爪をまっすぐ横に切り、爪の両端を少しカットして丸くするやり方)がおすすめです。
ハサミを使って爪切りをするのがどうしても怖い! という方は、ヤスリを使ってみてください。慣れればハサミと同じように切れますし、もう少し大きくなってきてからハサミに切り替えるという手もあります。無理せず、まずはハードルを下げましょう。やりやすい方で。
赤ちゃんの爪飛び対策にワセリンを
で、赤ちゃんの爪飛びの話。みなさん、赤ちゃんの爪切りしてると、爪が飛びませんか……?
なにせ小さい爪ですし、下にティッシュなんかをひいて切っていても、嫌がって動くとどこに行くかわかりませんし、そもそも切った先からピンピンあらぬ方向に飛んで行くし……まあ、小さい柔らかい爪ですし、長女の時はちょっといらいらしつつもコロコロかけて、取れない分は諦めていたんです。
が、ある日気づいた。
あれ?
これもしかして、なんかはさみにつけといたら飛ばなくない?
というわけで手持ちのワセリンを使ったら……
飛ばない!
すごい、飛ばない!
地味に便利!
具体的なやり方は以下の通り。
- 手の甲にワセリンをちょっと出す。
- はさみにワセリンを塗る(表面がテカる程度でOK)
- 爪を切る
- 切った爪が、はさみの刃にくっつく!
- 邪魔になってきたら、ティッシュで拭き取る
- 2.に戻る
以上! 簡単! 気持ちいい!
もしこれでも飛ぶようであれば、ワセリンの量を多めにしてみてください。
もっと年長児になって、爪が大きくなったらトラップできないかもしれません。
ちなみにペットの爪切りの時の爪飛び対策にも使えるそうです(と、twitter情報)
ワセリンはなんでも。最近はピジョンのチューブタイプのワセリン使ってます。
小児科でプロペトを処方されている方もいると思います、あれも同じです。
とまあこんな感じで、赤ちゃんの爪切り、こまめにしないといけないし大変だし、なにより赤ちゃんの皮膚を傷つけてしまいそうで怖い……と悩むことも多いと思いますが、自分が使いやすい道具を見つけて、少しずつ練習していってみてください。
参考サイト
Nails, Nails, Everywhere! - HealthyChildren.orghttps://www.healthychildren.org/English/ages-stages/baby/bathing-skin-care/Pages/Nails-Nails-Everywhere.aspx
Nail Care: Fingers and Toes - HealthyChildren.org
https://www.healthychildren.org/English/ages-stages/baby/bathing-skin-care/Pages/Nail-Care-Fingers-and-Toes.aspx
(記事は下に続きます)
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