Helping your baby to sleep - NHS
NHSとはなんぞやと思われるかもしれません。日本の厚労省も同じくらいしっかりしたサイトを作ってくれたらいいのに……と見るたびに思うのがこのNHSのサイトです。国民向けに、病気の解説や家でできるホームケア、どんな時に受診したらいいかなど、赤ちゃんだけでなく幅広い年齢層向けに情報提供しています。
今回はその中の"Helping your baby to sleep"を何回かに分けて翻訳、解説していきます。
"Helping your baby to sleep"の翻訳(結構意訳)
他の赤ちゃんよりもよく眠る赤ちゃんもいるでしょう。長く寝ることもあれば、短いことも。夜通し寝る子もいれば、短い時間しか寝ない子も。
あなたの赤ちゃんはあなたの赤ちゃん独自の覚醒と眠りのパターンを持ち、他の誰かに似ているということはありません。
あなたの睡眠と合わないこともあるでしょう。あなたの赤ちゃんが寝ているタイミングで寝てみましょう。
もし母乳育児をしているのであれば、月齢の低い頃、赤ちゃんは授乳中にうとうとするかもしれません。その時は、しっかり飲み終わった、もしくは眠ってしまうまで授乳を続けてください。これはあなた自身が休息するよい機会です。
もしあなたの赤ちゃんと同じタイミングであなたが寝ていない場合は、寝ている間に静かにしなくてはときにすることはありません。赤ちゃんがちょっとした雑音の中で寝るのになれるのはよいことですよ。
赤ちゃんが「昼と夜」に慣れるようにするにはどうしたらいいですか?
最初から、夜は昼と違うんだよと赤ちゃんに教えるのはいい考えです。日中はカーテンを開け、遊び、寝ている時も日々の雑音を過剰に気にすることはありません。夜は、
- 照明を暗くする
- あまり喋らず小さな声で
- 授乳とおむつ替えが終わったらすぐに寝かせる
- 赤ちゃんが必要としなかったらオムツ替えをしない
- 赤ちゃんとは遊ばない
赤ちゃんは徐々に「夜は寝る時なんだな」と学ぶようになります。
長くなりますのでここで一旦切りましょう。
"Helping your baby to sleep"を読んだまとめ
赤ちゃんによって睡眠が長い子もいれば短い子もいます。それぞれ違います。まずはあなた自身が休める時に休むこと。眠れなかった時は赤ちゃんが寝ている隙に一緒に寝ましょう。
昼と夜のパターンを赤ちゃんに覚えてもらうために、日中はしっかり活動して、昼寝をしている時もあまり静かにしなくてOK。そのかわり夜は暗く静かにして、オムツ替えも泣いたり寝付けないようでなければ、無理に替えなくてOK。
といった感じでしょうか。
日中昼寝をしていると、どうしてもゆっくり寝かせてあげたくて静かにしようとしてしまうのですけれども、昼間の騒音に慣れて眠れるようになる方が理にかなっていますね(家の中は静かにできても、外を走る車や、学校なんかから聞こえるチャイムを止めることはできませんし)
少しうるさくて起きてしまっても、今はその音になれる時期なんだなと、そしてそこからうまく再入眠できるように学んでもらういい機会と気持ちを切り替えるようにするといいかもしれません。
次回は続きを解説していきます。
この他、赤ちゃんの睡眠と寝かしつけのヒントについてはこちらをどうぞ。
シリーズ:赤ちゃんの睡眠と寝かしつけのヒント
(記事は下に続きます)
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