我が家のおすすめ絵本 1歳半〜2歳 その1

全く医学と関係ない話ですいません。
1歳半過ぎて更にどんどん増えて来た本棚ですが、その中でも選りすぐりの絵本を紹介。
相変わらず書き出すと長く長くレビューしてしまったので、今回も分割……
おおきなかぶ、こんとあき、おふろでちゃぷちゃぷ、ねないこだれだの4冊です。


おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本)

A.トルストイ 福音館書店 1966-06-20
by ヨメレバ
言わずと知れたこれ。
1歳で読めるストーリーがある話として、最も読みやすい本と言っても過言じゃないと思います。
他の出版社からいろんなおおきなかぶがでていますが、絶対この絵。昔からあるこの絵が一番(個人的感想)。
大人になって見ると、おじいさんのファンキーさにときめきます。親指立てて踊ってたり、多分それじゃあ絶対抜けない絵のページもあります(かぶに足を掛けて引っ張ってる)。

先日、NHKEテレのおはなしのくにで草刈正雄さんのおおきなかぶがありましたが、あれに負けず劣らずの熱演で読み聞かせています。時々、娘や私も登場人物になったり、時々娘が引っこ抜かれたりします。
親子のコミュニケーションにも役立つ一冊、ぜひ一度。



こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

林 明子 福音館書店 1989-06-30
by ヨメレバ
(おそらく、1歳の子どもには難しい内容&長さです。)
いとこから譲ってもらった絵本の中にあったこれ。とてもうちの子に似ていると内輪で評判。
まだ読めないだろうと思ってしまっていたのですが、ある日時間を持て余したので引っ張りだして読んでみると……読めました。最後まで!
とにかく絵があたたかです。そして、内容もあたたかです。成長する赤ちゃん、子どもだけの旅、広大な砂丘、おばあちゃんが出て来た時の安心感。
林明子さんの描く絵は、ノーマン・ロックウェルと同じ空気を感じます。あきがとてもリアルで、本当にかわいい。
本当に最後まで楽しめるようになったのは2歳頃だと思いますが、早めに本棚に追加して損はない一冊です。
こんのつくりかたが福音館書店で紹介されていて、今ふるえています。つ、作りたい……


おふろでちゃぷちゃぷ (松谷みよ子 あかちゃんの本)

松谷 みよ子 童心社 1970-05-05

by ヨメレバ
私自身が大好きだった絵本。やっぱり読んであげたくて購入。
いわさきちひろさんの絵が、とても優しくかわいらしい。どうして水彩で、こんな輪郭で、こんなにいきいきとした子どもが書けるんだろう。
あひるちゃんの持ったおさかなのタオルが欲しかったことを思い出しました。カラフルでかわいいんですよ。
「あたまあらって きゅーぴーさん」は、いつも母が節を付けて歌ってくれてたので、私もそれで歌ってます(元ネタがあるのかどうかは謎。ララソミミッソ ラーソーラーかな)。
頭を洗う時に泣きそうになる時もあるのですが、その時はこの絵本を暗唱してあげます。するとわくわくしながら「おふろ!」とか「ぱんつ!」とか間の手入れてくれます。読み終わる頃に丁度洗い終わるので、楽しく髪の毛を洗えます。
シャンプー嫌いの子にこそおすすめしたい一冊。絵だけでも楽しめるので、0歳からでも、もっと年上でも楽しめますよ。


ねないこだれだ (いやだいやだの絵本 4)

せな けいこ 福音館書店 1969-11-20

by ヨメレバ
定番ですね。
子どもの時、うちにもあったけど、正直怖くなかったなあ。大人になってから読む方が、オチが怖い。メトロポリタンミュージアムみたい(みんなのうたの)。
定番だしな、くらいの感覚で買いました。
あまり寝る事をマイナスイメージにしたくないし、おばけなんかでおどしたくない人間なので、そういう意味ではあまりおすすめしたくない1冊です。
どこがおすすめかというと、うちの子どもがすぐに覚えた点。
短い内容でテンポがいいからか、ふと気がつくと全部暗唱できるようになっていました。
自分でページをめくって暗唱できる、自分で絵本を楽しむ第一歩だと思います。
自分で読む楽しさを覚えてほしい、そういう意味でのおすすめ絵本。
時計が出て来るので、時計に興味をおぼえさせたい人にもおすすめします(21時には寝かしつけたい人にも。イラストがちょうど9時です)。
寝かしつけをほのぼの楽しくしたい方にはおすすめしません。が、全然怖がって寝ようとする様子は一切ないので、あんまり気にしなくてもいいのかな。

(記事は下に続きます)
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