我が家のおすすめ絵本 1歳〜1歳半 その2

というわけで、あまりに長くなったので分割したその2。
「ノンタン」シリーズと「こぐまちゃん」シリーズから何冊か。

ノンタンシリーズは私が子どもの頃大好きで、もうぼろぼろになるまで読みました。今読んでも覚えてるくらいだから、もう本当にどれだけ読んだかわからない。
ただ、絵がスタイリッシュではない(おい)、流石に内容が古い……という理由で、あまり自分の子どもに読ませる気はなかったのですが……
なんと、私が読んでいた本が、いとこの子どもの手に渡って→それが娘に返ってくるという脅威の循環をみせまして、無事に私の絵本が娘の手元に届きました。なんてこったい。
そのうちの1冊がこちら。




ノンタンぶらんこのせて (ノンタンあそぼうよ (1))

キヨノサチコ 偕成社 1976-08-28

by ヨメレバ
私の落書きやら、アラレちゃんのぶたさんのシールが貼られてあったりと、まあそんな状態ながらもページが繋がっていてなんとか読めました……
読ませない手もあったのですが、もう娘の食いつきがすごくて、ノンタンの魅力を再確認した次第です。時代を超えるわ、ノンタン。
他にもおすすめのノンタンの絵本はあるのですが、中でも一押しがこちら。
「順番に遊ぶとみんなで遊べて楽しい」という道徳的な内容もいいし、「1〜10までの数え方を学ぶ」という点も含まれているという、今見るとなかなか教育的な内容。
「おまけのおまけのきしゃぽっぽー」のくだりは、歌ってあげるわけなのですが、多分これ、うちの親の作曲なんだろうなあ。もうこういう歌だと思っていたよ。
これで娘は数字を覚えたと言っても過言ではありません。数字の勉強用の絵本ではないのですが、もし絵本を楽しみながら数字を教えたい、というのであれば、これはおすすめ。
2歳過ぎて一緒に歌ってくれます。かわいい!

ノンタンおよぐのだいすき ノンタンおねしょでしょんノンタンあわぷくぷくぷぷぷう もこの時期からよく読んでいます。それぞれおすすめです。特にあわぷくぷくぷぷぷうは、お風呂嫌いの子におすすめ。
1歳半過ぎて更に買い足しましたが、また今度。


こぐまちゃんシリーズは私は一切読んだ事がなかったのですが、いとこに譲ってもらった絵本の中にあって、なかなかよろしい。
中でもこの時期おすすめなのが、
こぐまちゃんおやすみ (こぐまちゃんえほん)

森 比左志,わだ よしおみ こぐま社 1984-01

by ヨメレバ
そこそこ古い絵本なのですが、絵がスタイリッシュ(またそれか)。
時代を感じさせないのは、読む側のストレスがなくていいです。
が、さすがに↑テレビがブラウン管とか、そこらへんはご愛嬌。
8時になったらテレビを消して、寝る準備をして、最後にママに絵本を読んでもらって寝る、という内容。
例えば服を脱いでパジャマに自分で着替えるとか、歯磨きを自分でする、おしっこも自分で(和式で立ちションというのは娘には合わないが)とか、それぞれ「自分で準備できてすごいね!」と徐々に自立を促すのに向いた内容です。
教育的視点はさておき、シンプルでかわいいこぐまちゃんの絵、鮮やかながら落ち着いた色彩、短いけれど選ばれたきれいな日本語、どこをとっても「ああ、ロングセラーになるだけのことはあるな」と感心させられる内容です。
ちなみに我が家は卒乳の時にこの絵本が一役かいました。
「ほら、こぐまちゃん、おっぱい飲まないで寝てるよ。おにいちゃんおねえちゃんになったら、もうおっぱい飲まなくても眠れるんだね」と「おっぱいを飲まなくても眠れる」ということを知ってもらうのに役立ちました。
短い内容ですが、いろいろ詰め込まれて、楽しい内容です。こぐまちゃんシリーズを買うのに、どれを買うか悩んだら、まずはこの一冊からおすすめします。


(記事は下に続きます)
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