苦いタミフルドライシロップの飲ませ方

タミフルドライシロップは、苦い


娘がインフルエンザになりました。
というわけで、タミフルドライシロップを処方してもらいました。

が、苦い。

噂には聞いていたけれど、かなり苦い。
ドライシロップにしているから甘いのだけれども、全然隠せていない苦み。

そんな代物ですので、調剤薬局の薬剤師さんがミニパンフをつけてくれました。

飲みやすくする工夫が書かれています。助かる。
薬はなにに混ぜてもいいよ、というものではありませんが、こういったパンフがあると安心して混ぜてあげられるので助かりますね。

というわけで、今回はタミフルドライシロップをどうやって飲ませたかという体験談をさせてもらいます。
実はtwitterでもある程度呟いた上、


togetterで上手にまとめてくださったので、もう改めて書く事ないんじゃね? と思ったんですが、twitterじゃ長過ぎて書けないことも沢山あるので、ブログでもまとめさせてもらいます。

苦い薬全般の話についてはこちらをどうぞ。工夫や注意点など書いています。

子どもに苦い粉薬を飲ませる方法〜注意事項やおすすめ食材〜
http://halproject01.blogspot.jp/2017/01/blog-post_8.html

タミフルについては、時々悪心(吐気)、嘔吐、食欲不振、下痢などの消化器症状の副作用が出るときがあります。タミフル自体は食事の影響を受けないので、1日2回飲めばよいのです(朝夕の食事後のタイミングにするのが一般的と思います)。
消化器症状については食物と共に服用すると軽減されますので、うちは初回は夕食前になりましたが、それ以降は朝夕食後投与にしました。
お腹いっぱいだと、お腹いっぱいで飲みたがらない事もありますので、消化器症状が特になければ食前に飲ませてもいいかと思います(不安であれば、調剤されたところの薬剤師さんに直接お問い合わせください)

チョコアイス+タミフルドライシロップ

スプーン1杯程度のチョコアイスと混ぜます。
大人の味覚からすると「結構苦い」
まずいな、これじゃ飲まないかと思いましたが、するっと飲みました。
口直しとご褒美にチョコアイスをあげたら、本人ご満悦。
ココア自体に苦みがあるので、それで誤摩化せたのかな、という感じですね。
チョコアイスを口直しにあげています。

ヨーグルト(イチゴ味)+タミフルドライシロップ

市販の味付きの甘いヨーグルト使用。私が使ったのはブルガリアのいちごの小さいカップ。
こちらもスプーン一杯程度のヨーグルトと混ぜます。
かなり苦みが緩和されました、すごいな。
娘もぱくっと食べて、「あまいねー」と感想、喜んで完食。
口直しとデザートに、残りのヨーグルトを食べさせました。

オレンジジュース+タミフルドライシロップ

コンビニの100%オレンジジュース使用。
こちらも別容器でスプーン1杯程度のオレンジジュースに溶かします。
……なんか無果汁のオレンジジュースみたいな、人工的な味になった……
けれど、苦みはかなり薄らぎます。甘いグレープフルーツジュースくらいかな。
娘も笑顔で飲んでくれました。
口直しにオレンジジュースを飲ませています。

スポーツドリンク+タミフルドライシロップ

アクエリアス使用。
こちらも別容器でスプーン1杯程度のオレンジジュースに溶かします。
これは苦くて飲めそうにないと思って作ってみたんですが……苦くない!
え? なんで? どうして?
中に含まれている塩分の問題なのか、苦みが感じないですね。不思議。
娘も笑顔でぺろり。
アレルギー関係しない(はず)なので、これはいいですね。
口直しにアクエリアスを追加であげています。

番外:ココアペースト+タミフルドライシロップ

家にあるバンホーテンのココアパウダー+砂糖+お湯で練ってココアペーストを作成。
冷ましたココアペーストとタミフルドライシロップを混ぜます。全体量としてスプーン2杯ないくらい。
これは美味しい。全く苦くない。
個人的にこれが一番美味しかった(いや、美味しさを求めても仕方ないんですが)。
娘も「これ、あまくておいしいねえ〜!」と大喜びでした。
アレルギーある子にも使いやすいので(カカオ以外)、おすすめします。
口直しに水を後から多めに飲ませました。


というわけで、付属のパンフにあるものはどれもあたりでした。
子どもの味覚次第で好みが出ると思うので、うまく利用して飲ませてあげてください。


薬を飲ませる際の注意事項などはこちらに書いていますのであわせてごらんください。
子どもに苦い粉薬を飲ませる方法〜注意事項やおすすめ食材〜
http://halproject01.blogspot.jp/2017/01/blog-post_8.html


参考サイト

http://jsv.umin.jp/journal/v55-1pdf/virus55-1_111-114.pdf

(記事は下に続きます)
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