2歳8か月の出来事

先月あれだけ悩んだイヤイヤ期だったのですが……2週間ほど手に負えない時期を越えたら、突然楽になりました。
と言っても、とりあえず全ての答えに「いや」とは返ってくるのですが……

  • 説得できるようになった(理由を説明するとしぶしぶ納得する)
  • 取引できるようになった(これが終わったらおやつだよ、など)

この2点が通じるようになりました。
それから、イヤイヤ期を越えたとたん、感情面、言語面で一気に成長していました。
わかりませんが、もしかすると、頭の中でものすごい成長をしているせいで、なにをどうしていいかわからない、言葉にしたいのにできない、感情を表現できない→もういやだー! とイヤイヤしていたのではないか……と。
実際にはどうかわかりません。
ただ、すごくストレスがかかった時などに、あの時の何もかもイヤイヤ行動が出る時があるので、やはり心の内の葛藤やストレスの表現形なのではないかな……と感じます。

イヤイヤ極期を越えると、先月自然と出なくなっていると悩んでいた「好き」「大好き」「かわいい」という言葉が、面白いように出てくるものですね。
いやあ、かわいいかわいい。本当にかわいい。


完全に後退したトイレトレーニングは、そのままです。
うんちは今月はできず。
おしっこも半分は成功しているけれど……といった事態。
うーむ、これ、本当に春までにパンツになれるのか……?

生活リズムもぐだぐだのままです。
もう昼寝をなくした方がいいかもしれない。
でもなあ、昼寝しないと夕方に寝そうになる&車で移動すると100%寝落ちするしなあ……

クリスマスについては「2歳のクリスマスとプレゼントとサンタとツリーの話」をご参照ください。
今月のヒットは、
くろくんとなぞのおばけ (絵本・こどものひろば)

なかや みわ 童心社 2009-07-20
by ヨメレバ

このなかやみわさんの描いた「どんぐりむらのぱんやさん」「そらまめくんのベッド」もうちの子には大ヒットだったんですが、これも気に入りました。
くれよんのくろくん 」の続編。
どんどん仲間のくれよんたちが姿を消して、最後に残ったくろくんがみんなを探しに行くと……? というお話。
くろくんとみんなで描く一枚の絵は、開くと「あっ」と声が出るほどの色彩美。くれよんのくろくんの花火にも勝るとも劣りません。
私が一番素晴らしいと思うのは、死を避けずに描き、そしてそれを前向きに、さらりと描いているところ。
以前Twitterで
「ママがおばけになっちゃった」は賛否両論あると思うんですが、要するにあれは親が読んで感動するためにある絵本であって、読み聞かせ用の絵本じゃないと解釈しています。

親の死なんて、私みたいな歳になっても容易に受け入れられないわけでして、それを幼い子に絵本を読んで押し付けたくはないな。

というツイートをしたんですが、敢えて死について絵本で学ばせたいと思うのであれば、私はこの「くろくんとなぞのおばけ」をおすすめしたいと思います。


前から少しできていたんですが、やっと、親の手をつかんででんぐり返しができるようになりました(両手をつないで、親の体を登るようにして、くるんと一回転するやつ)。
登ったところで、親が手を下げてあげたら、簡単に回れるんですね。いやあ知らなかった(おい)。
不格好ながらもくるりと回れるようになって、本人もご満悦。楽しいね、これ!

最近はお友達と遊びたそうにしています。遊びたいがために、「すべりだいにいきたい!」と言いだすことも。成長したなあ(ほろり)。
ただ、田舎なので、そもそも子どもは少ないし、ちょうど遊べる年齢の子がいるとも限らないし、なかなか遊ばせるのも大変です……

吃音は横ばいの小康状態。今月は少なかったな。
自分の名前でつまることはほぼなくなっています。
本人も全く気にする様子はありません。経過観察。


こんな調子で、言葉を巧みに操ります。
具体例をいちいちあげれないくらいに喋ります。何語文かももはやわからない。
助詞含めて、もう普通に喋ってるので、なんか2歳ってことを忘れて叱り過ぎたりするんだよなあ……反省。

かわいいかわいいイヤイヤの2歳児。
こんな時もあっという間に過ぎ去っちゃうんだろうな。
こんなに抱っこすることも、もう今だけなんだろうな。
トイレに行かないなんて叱るのも今だけなんだろうな。

大好きだよ。
ゆっくり大きくなあれ。

(記事は下に続きます)
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