横浜国立大学で新たに麻疹患者

横浜国立大学で新たに麻疹の感染が起きています。
下は横浜国立大学からの9月18日の発表。

麻しん(はしか)感染者の発生についてhttp://www.ynu.ac.jp/hus/koho/16701/34_16701_1_0_160918022400.pdf


9月15日に教員1名が麻疹を発症したとのこと。
幸い、夏期休業中で、学生さんへの接触はなかったようです。

9月16日には大阪地方裁判所の職員に感染が認められました。この方は関空の利用があったとのことで、そこからの感染だろうなと思いますが、横浜国立大の方はまだ感染経路は不明です。

他にも散発で麻疹の発生が認められていますし、今後の調査やウイルスの遺伝子解析でわかるんじゃないかなと思いますが……
潜伏期間が長いので、ぽつぽつと間が空きつつ、あちこちで報告が出て来ています。流行地から離れていても、対岸の火事とは思わずに情報収集された方がいいかなと思います。
ただいまワクチンが不足してきており(厚生労働省は「偏在」と表現していますが……)、抗体検査も検査するための試薬が不足しそうな懸念が生じています。
ワクチン接種歴が2回とわかっている方、特に40歳未満の方々、早めに医療機関へお問い合わせください(次のワクチンが出荷される時に、予約していると接種できる可能性が高くなると思うので……)。

やはり空気感染の恐ろしさを感じます。麻疹は普通のマスクでは完全に防ぐことは不可能です。お気をつけ下さい。

マスク他の麻疹情報は麻疹情報まとめ(当ブログ内)」をご覧ください。

(記事は下に続きます)
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