今後、卒乳・断乳する方の参考になれば、と言い聞かせ卒乳に踏み切った経緯と経過について記録しておきます。
長くなるのでわけて記載します。
言い聞かせ卒乳前の状況
- 1歳8か月。
- 生後半年頃からずっと添い乳で寝かしつけ。添い乳以外の寝かしつけ方法はない(移動中などに寝落ちすることはあるが、抱っこなどで寝かしつける習慣はなかった)。
- 睡眠は長く続くようにはなってきていたが、昼寝の途中に1回は目覚める、夜中も3、4回は目を覚ます状況。
- 授乳回数は昼と夜の寝かしつけの2回のみ。寝かしつけ以外では授乳なし。
- 離乳食は平均的に終了し、小食ではあるが大人とほとんど同じものを食べていた。肉嫌いだったが、それも徐々に改善してきていた。
母親(私)の卒乳・断乳についての心境
- できれば自分で自然にやめて欲しい。
- しかし、全くやめる気配はなく、そうであるのならば、乳離れについて話して、お互いに納得のいくタイミングで卒乳・断乳したい。
- 早くやめることにこだわりはないが、特に遅くまで続ける必要もないと考えている(WHOでは2歳までの授乳をすすめているが、これについては発展途上国などの栄養状態・衛生状態の悪い国も含めた指標と考えられるので、現在の日本では2歳にこだわる必要はないと思っている)。
- 授乳の時の子どもの幸せな顔を見るのは、本当に自分も幸せ。
言い聞かせ卒乳を開始することになった時の状況
1歳半頃から少しずつ、「大きくなったらおっぱいばいばいしないとね」という話はしてきた。何度か「そろそろやめてみる?」と問いかけてはみたが、色よい返事が返ってきたことはほとんどない(頷くこともあったが、いざ寝かしつけになると号泣してとてもやめれそうになかった)。1歳8か月になったある日、お風呂場でおっぱいを触り始めたので、少し話をしてみることに。
私「おっぱいはね、赤ちゃんの飲み物なの。ご飯を食べたりできない小さい赤ちゃんが、おっぱいを飲むのよ」
娘「赤ちゃんー」
私「そう、赤ちゃん。もう○○(娘の名前)は赤ちゃんじゃないんじゃないかな?」
娘「(笑顔)」
私「赤ちゃんはご飯も食べれないし、みかんもバナナ(娘の好物)も食べれないんだよ。だからおっぱいを飲んで生きてるの。○○はもう、みかんもバナナも食べれるねえ」
娘「みかん……(神妙そうな顔)」
私「そう、みかん食べれるなら赤ちゃんじゃないよ?」
娘「うん」
私「ね、○○はもう赤ちゃんじゃなくて、こんなに大きくて、お話もできて、とってもお姉ちゃんなんだよ。だから、おっぱいは、また次の赤ちゃんが来た時にあげれるように、もうおしまいにしようか?」
娘「うん(笑顔)」
私(えっ、なんだかこれまでにない反応!)「じゃあ、もう今日から、おっぱいないない、バイバイしてみる?」
娘「うん、バイバイ(笑顔)」
私(えっ、えっ、ええっ、本当に? 今日から?!)
という、母親の私の方が戸惑うくらいあっさりと受け入れられてしまったため、本当になし崩しでの言い聞かせ卒乳がスタートしました。
本当は「1週間前からカレンダーで卒乳の日を決めて」「家族のサポートが得られる連休などを利用して」云々と言ったネットで見たやり方をやろうかとかいろいろ考えていたのですが、娘の反応を最優先することにし、即日スタートすることとなりました。
一応、「母子共に体調がよい」「心に余裕がある」「数日間寝不足でも特に問題がない日程」であることだけは考えて、娘に話をふりました。
(続く)
我が家の言い聞かせ卒乳(断乳)記録1〜それまでと決行した日の状況〜
我が家の言い聞かせ卒乳(断乳)記録2〜当日〜
我が家の言い聞かせ卒乳(断乳)記録3〜翌日〜
我が家の言い聞かせ卒乳(断乳)記録4〜3日目から7日目〜
我が家の言い聞かせ卒乳(断乳)記録5〜1か月後の感想など〜
(記事は下に続きます)
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