1か月健診に行ってきました

産後、実家に帰省(というか寄生というか)して養生しつつ、慣れない子育てをしていましたが、ようやく1か月。私自身の健診及び赤ちゃんの健診に行ってきました。
旦那がなんとか時間を作ってくれたので、土曜日の午前中に迎えに来てもらって、そのまま病院へ。

産婦人科に併設された小児科に着くと、受付で母子手帳と赤ちゃんの健康保険証、受給資格者証(赤ちゃんの医療費が免除になったりするものらしいです。まだ手続き中なのでその旨伝えました)を渡した後、病児さんと離れた待合室へ通されました。なるほど、ありがたいことです。
そこで、簡単な問診と予防注射の説明を受けました。
問診は「栄養は母乳か混合か人工乳か? 心配なことは?」くらいのさらっとしたもので、それが終わったら早速赤ちゃんの計測へ。
診察室に入ると、服を脱いでおむつ一丁に。
早速体重から計測です。
いや、ベビースケールへ置く緊張といったらもう。
私は母乳がどのくらい出ているかわからず、ミルクを適当に赤ちゃんの機嫌が悪くない程度に足しておりまして……ベビースケールを持っていないので、この前、家の体重計で赤ちゃんの体重を測ってみたら、退院してから20日ほどで、400〜500gしか増えていない計算でした。1日20g〜25gの体重増加では少なすぎる……ああ、虐待とか疑われたらどうしよう、というかそんなに食事が足りなかったら赤ちゃんに酷いことをしていたことに……便秘がちだったし、飲むと吐くし、なんか病気とかあったりしたら……
等々、あれこれ悩んでおりました。

……が。
実際には900gほど増加していることが判明。ええっ、うちの体重計、役に立たない!
計算すると、1日39gの体重増加の計算となりました。
その後、身長、頭位、胸位を計測。
どれも順調に育っていて、
「母乳もちゃんと出てますよ。今くらいでちょうどいい栄養状態です」
と看護師さんに言ってもらえて、大層ほっとしました。いや、よかったあ〜。

それから先生の診察となりました。
小児科の勉強はもちろん大学でしましたし、ポリクリ(学生時代の実習)でも、研修医の時にも、あれこれ見て来たのですが、1か月健診を実際に見るのはこれが初めて。旦那も私も興味津々。

(解説を書いてますが、別に小児科の先生の解説があったわけではないので、「多分○○の診察をしているんだろうな」という推測です。1か月健診の項目と違うことがあったらごめんなさい)
まず心音、呼吸音を聴診器で確認。
それから頭の診察。大泉門・小泉門と頭蓋骨の縫合の様子を確認。
それから耳介チェック。多分奇形などがないか。
首の触診、リンパ節と斜頸の腫瘤を触れないかチェック?
お腹の触診をぐりぐり。肝脾腫や腫瘤を触れないか、幽門狭窄がないかチェック?
鼠径部を触診、鼠径ヘルニアのチェックかな。
外性器、会陰部、肛門を視診。半陰陽やおむつかぶれなど皮膚トラブルの確認。
脚をもって開いて閉じて、開排制限とかの可動域の確認。先天性股脱(股関節脱臼)のチェック。
それが済んだら、反射の確認。
吸てつ反射、掌握反射をさらっとチェック。
「ちょっと危ない事をしますよ」
と声かけてくれて、赤ちゃんを起こした状態から後ろへぱたんと倒す→手をぱっと広げる、というモロー反射の確認。
「さあ、お母さんとお父さんにいいとこ見せようね」
脇の下を支えて、足の裏をベッドに触れさせると交互に脚が出る自動歩行の確認。

以上をささっと見事な手際で済ませる先生。すごいなあ、小児科。
「体重増加も問題ないですし、順調ですね。スクリーニングの検査も全て正常でした」
と、先生のお墨付き。
ああ、よかった。今のところ、問題なく育ってくれているようです。
それが終了後、出血傾向予防のためのK2シロップを飲ませてもらって、赤ちゃんの1か月健診は無事に終了となりました。
ちなみに費用は3000円。健診なので保険も効きませんから、こんなもんかな? 確定申告の時に医療費控除に使えそうなので、領収書は確保しときました。
それから旦那に赤ちゃんを見てもらいながら、私自身の産後の1か月健診へ(こちらは別のブログで紹介してます)

1か月健診はいろいろチェック項目があるのですが、多くのお母さん方の心配なのは「体重増加」なんじゃないかな、と思います。
実際、私も家で測っていたのですが(大人用体重計で、私+赤ちゃんの体重を計り、その後私の体重を引く、というやり方)、やはり誤差が大きく、退院直後に測っているのでなければ目安にならないことが判明しました。悩み損だったなあ……
あまり難しく考えず、率直に今の授乳状況を説明し、体重増加からそれが順調かどうか判断してもらうのがいいのかな、と思います。

ちなみに赤ちゃんが外界に出るのは今回が2回目(前回はお産をした産婦人科の病院から実家に帰る時でした)。
今回は少し長い外出になるので、外出グッズを用意しました。


  • ミルトンで消毒した水筒にお湯 300mlほど
  • 100ml分ずつ個包装された粉ミルク 5つほど
  • おむつ 6つ
  • 着替え 短肌着と長肌着1着ずつ
  • ガーゼハンカチ2つ
  • おしりふき 1パック
  • ミニタオル 1つ
  • 授乳ショール
  • スリング
  • おくるみ(アフガンではないけど、膝掛けで似たような形をしたもので代用)
健診後、数時間自宅に一時帰宅する予定だったので、思いつく限り鞄に放り込みました。ちなみに健診の間に使用したのはおむつくらいでした……
服装は短肌着にコンビドレス(ドレスオール?)でしたが、4月下旬の暖かい日だったので、短肌着に長肌着かコンビ肌着で十分だったかな、と思います。
家を出る直前に(母乳をあげる時間がなかったので)粉ミルクを100ml飲ませてから病院へ。
ぐっすり寝ていて、診察中に目を覚ました時すら泣き声一つあげませんでした。
吐いたりもしなかったし、ミルクが必要になる時間よりも前に終わった(赤ちゃんの一か月健診自体は30分ほどで終了しました)ので、移動中のおくるみだけでスリングすら必要なかったです。
でもまあ、準備するに越した事はないかな? と思います。1か月健診のお出かけの参考になれば。

ちなみにうちで使ってるスリングはこれ。

(記事は下に続きます)
スポンサードリンク

(もし記事を読んで、「役に立った。よし、これ書いたやつにコーヒー1杯くらいおごってやろうか」などと思ってくださった方や、金はかけたくないけど支援する方法があるなら……と思った方は、noteからサポートなどしていただけたら幸いです。シェアも大歓迎です)

スポンサードリンク