ただ、やはり本人もがまんをしているようで、「不自然なほど、おっぱいについてしゃべろうとしない」という部分はありました。
ただそれも1か月近く経つと、娘の中でも解禁されたようで、お風呂の時に「おっぱい」と言いながらつまんできたり、ほっぺたをくっつけてにこにこしてきたり、「おっぱいは飲めないけど、どうやら幸せなもの」として受け入れてもらえたようです。
いろいろと断乳や言い聞かせ卒乳のための絵本を読ませるかどうするか、おっぱいに絆創膏を貼るとか、怖い顔を描くとか、まあいろいろと考えましたが……
私としては、「おっぱいをやめることはマイナスではなく、前向きに卒乳をして欲しい」という気持ちが強く、そのためにあまりファンタジーと言いますか、嘘の話をしておっぱいを取り上げるようなことはしたくない、という気持ちがありました。
ですので、
「おっぱいは赤ちゃんのためのもので、ご飯を食べれるようになったら、もう飲まなくていいんだよ」
「ずっと飲んでたら、もし次に赤ちゃんが来ることになったら、赤ちゃんのご飯がなくなっちゃうよ」
「もうみかん(好物)も食べれるし、おっぱいはなくてもお腹はすかないよ」
「おっぱいなくても、ママは娘のことが大好きだよ。ずっとずっとなかよしだよ」
「おっぱいがない分、いっぱいだっこして、いっぱいチューしようね」
といった、自分でも「だからもう娘にはおっぱいはなくても大丈夫なんだ」と思う内容について、沢山話してあげました。
なので、娘も泣きましたし、私も泣きましたが、お互いに納得のいくタイミングでやめることができてよかったな、と思っています。
そうそう、一つだけ、言い聞かせに使った絵本は、「こぐまちゃんおやすみ」です。
こぐまちゃんおやすみ (こぐまちゃんえほん) 森 比左志,わだ よしおみ こぐま社 1984-01
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「こぐまちゃん、おっぱいなしでおねんねしてるね」
「大きくなったら、おっぱいなしでねんねするんだよ」
という卒乳への導入として利用しました。この本は低月齢でも読みやすい内容です。
さて、卒乳後1か月して、卒乳前と変わった事と言いますと、
- ご飯をとにかくよく食べるようになった。
- 夜は本当に起きなくなったし、起きてもすぐに寝付けるようになった。
- 前よりもママラブになった。
といったところです。
ご飯は本当によく食べるようになりましたし、お茶や牛乳、豆乳もよく飲むようになりました。小食だったのは、やっぱりおっぱいでお腹いっぱいになってたんだなあ。
夜の寝かしつけは、絵本の暗唱、好きな歌を少し。腕枕して、同じ布団に入って、同じ枕で、ひたすら抱きしめる。という、なんともラブラブ状態です。そしてこちらが寝たふりをしていると、お気に入りのぬいぐるみとおしゃべりしたり遊んだりしているうちに、勝手に寝てくれます。
夜泣きはありません。たまに泣いて起きたときは、オムツを取り替えて少し足をマッサージしていると、勝手に寝落ちします。もしくは「ままちゅー!」ままぎゅー!」と言って、キスとだきしめることを求めてきて、キスしたまま寝たりします。ものすごくかわいい。
前よりママラブになった、というのは面白い現象だな、と思います。
元々、結構パパ好きな子だったのですが、卒乳してからはかなりママ大好きになっています。
卒乳を二人で乗り越えたことによる結束?なのか、授乳がなくなったからこそ、それ以外の部分で愛情表現をしようとしている? のか、わかりませんが、赤ちゃん返りしたかのようにべったりしてきます。
これもしばらくしたら落ち着くのかな。
(とりあえず、了)
我が家の言い聞かせ卒乳(断乳)記録1〜それまでと決行した日の状況〜我が家の言い聞かせ卒乳(断乳)記録2〜当日〜我が家の言い聞かせ卒乳(断乳)記録3〜翌日〜我が家の言い聞かせ卒乳(断乳)記録4〜3日目から7日目〜我が家の言い聞かせ卒乳(断乳)記録5〜1か月後の感想など〜
(記事は下に続きます)
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