が、離乳食がはじまりますと、当然それまで０だった食物繊維を摂取することになるわけで、一気に便が硬くなります（と言っても、大人にとっては軟便程度ですが）。
そうすると、今の状態では「便の硬さ」＞「腹圧」のようです。ええ、また便秘がひどくなりました。
これもまた、成長に伴って治ると思うんですが……とりあえず、今の便秘を放置するわけにもいきませんorz
丸４日便秘して、５日目の今日、このまま放っておくとぼちぼち腹痛を起こしてきそうだな、という腹のぽってり具合になってきましたので、意を決して浣腸をすることにしました。
以前書いた綿棒浣腸では太刀打ちできなかったので、ついにイチジク浣腸デビューです。
というわけで、赤ちゃん用のイチジク浣腸ゲット。
10gです。10！
１歳未満はその半分を使えと書いてます。5！
病院で大人にかける浣腸は120mlとかなので、いくら赤ちゃんでもこんな量で効くのか？ と旦那と首をひねることに。
まあ書かれている通りにやろうと、開けてみる。
「小さい容器」と書かれているので、わざわざケンエー浣腸じゃなくてイチジク浣腸を買って来たんですが……
でかい。でかいよ。
こんなに太いの、つっこむのかわいそうだよ……
と思いましたが、まあ背に腹はかえられないので、先に白色ワセリンをつけて、潤滑剤にすることにしました。
↑我が家の万能薬、ワセリン。愛用しまくりです。
旦那がいたので、二人掛かりです。
私「浣腸の禁忌ってなんだっけ？」
旦那「消化管穿孔とか、出血とか。……まあ、ないでしょ、この子は」
一家に一人いると便利な消化器内科医。ありがたやありがたや。
下に新聞紙を念のためひいて、おむつ替えの姿勢でやります。私は頭側で足を広げて上にあげた状態で保持、旦那が浣腸を挿入係。
ワセリン万能です。こんな太いの入らないと思いましたが、するりと入りました。
先端が十分直腸内に到達したところで、
旦那「ごめんよー、きもちわるいよー」
と声をかけつつ、薬液を注入。半量なので、箱にかかれた指示通り、容器を指で挟んで指先が当たるあたりまで注入。ここまで、赤ちゃん、きょとん。
数秒後。
妙な顔をしたと思ったら、「ふんべー！」と泣き出しました。
まあね、突然腸蠕動が亢進しますから、腹痛とまではいかずとも、ものすごい違和感のはず。
出るまで様子見ようと思いましたが、あまりに泣くので、おむつをあてなおしてあやしてあげよう、ということになりました。
泣いて動き回るのをなんとか押さえつけ、おむつをあてて、さあ抱っこするか……と思ったところで、
ぐりゅりゅりゅ
と、よい音がしました。
出た。
おむつを開いてみたら……
うわー、なんじゃこりゃー！ というくらい出ました。
「これはまだ出るな」
と旦那の見立て通り、お尻を拭いているうちに、さらにおかわりで追加の排便。
トータル……そうですね、計量カップ1杯（200ml)くらいは出たと思います。大人顔負けの量でした。予想通り、食物繊維の塊のような感じの軟便〜泥状便。
これは気持ち悪かったろうなあ……お腹を触ると、柔らかになってました。ぽっこりもなくなり、一安心。
が、出し終わったあともしばらくグズグズしてました。
旦那「腹痛、消化管出血、消化管穿孔、腹部膨満感、吐き気、嘔吐……あたりが副作用になるかなあ。ま、気持ち悪いんだと思うよ、まだ腸の蠕動が亢進してるだろうし」
とのことで、その後授乳したらすぐに落ち着きました。よかったよかった。
いやー、すっきりしました（私の心が）。
私「赤ちゃんも、浣腸がクセになるとかあるのかな？」
旦那「一般論で浣腸がクセになるという言い方をするよね。実際、寝たきりで毎日のように浣腸しないと出ないご老人とかもいるけど……赤ちゃんや小児に、毎日使うような不適切な使い方をしなければ、排便の反射が落ちる、つまりクセになるようなことはないと思うよ」
とのことです。
この感じだと、まだまだしばらく便秘がちになると思うので、硬くなりすぎないようになにか方策をたてつつ、あまり酷い時にはまた浣腸してあげながら、便秘とつきあっていこうと思います。
追記：マルツエキスも使っていましたが、離乳食が進むにつれて便も出るようになり、１歳半くらいには毎日快便になりました。浣腸もマルツエキスもすっかり卒業、よかった！
（記事は下に続きます）
スポンサードリンク
（もし記事を読んで、「役に立った。よし、これ書いたやつにコーヒー１杯くらいおごってやろうか」などと思ってくださった方や、金はかけたくないけど支援する方法があるなら……と思った方は、noteからサポートなどしていただけたら幸いです。シェアも大歓迎です）
スポンサードリンク
