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2014年6月30日月曜日

母乳の量を増やす方法を医学的根拠に基づいて実践してみた〜その3・水分をたっぷり摂る

「母乳は血液から作られている」というキャッチコピーのような言葉を聞いた事がありませんか?
これはまったくもってその通りです。
が、それを言うと、涙だろうと鼻水だろうと全部血液から作られてんだろー、とツッコミたい気分もあります。尿なんて、血液そのものを漉した代物ですし、その理論だと、身体の全ての細胞は血液によって作られているわけで……まあ、余談ですが。
で、ちょっと鼻水を例にとってみます。

2014年6月28日土曜日

母乳の量を増やす方法を医学的根拠に基づいて実践してみた〜その2・夜は寝る!

さて、母乳量を増やす方法のお話の続きです。
いろいろな母乳に関するサイトなどを回っていると、
「頻回授乳はもちろんだけど、夜間こそ頻回授乳を!
夜は母乳を作るプロラクチンが沢山分泌されるので、そのおっぱいタイムにこそ授乳すべきです! 夜はミルクをあげないで、直接授乳直接授乳」
というようなことが書かれています。
が、私はこれに真っ向から対抗しまして、夜は寝ました!
いや、もちろん泣けば起きて授乳しましたが、その回数は必要最低限に止めました。
さて、何故か?

母乳の量を増やす方法を医学的根拠に基づいて実践してみた〜その1・頻回授乳

さて、お産後にさっぱり母乳が出ず、計測してみたところ6ccしか出ていないことが判明した私ですが、現在完母(完全母乳栄養)となっております。
出なければミルクでもいいかな、と思ってはいたのですが、やはりほ乳類であるところの人間ですので、出来れば母乳をあげたい気持ちがありました。
しかし、そうなると、母乳が出ないことがストレスで……
2か月ほどで完母になり、そのストレスからようやく解放されました(とは言え、まだぎりぎりの出なので、余裕はないですが)。
最初から、おっぱいの出がよい人や、母乳にこだわらない方にはあまり関係のない話題ですが、私が医学的に「これは効果がある!」と考えながら実践した、いくつかの方法をご紹介します。あまりに長くて読みにくそうなので、分割してお届けします。

今回は、「頻回授乳」の話。

2014年6月24日火曜日

お母さんの便秘が赤ちゃんにうつる?

母乳育児中、お母さんが便秘だと赤ちゃんも便秘になる……なんて話を見かけることがあります。
それって医学的にあり得るの?

答えは、「若干あり得るがうつるわけではない」だと思います。
うつる、というのは正しくない。これは間違い。
軽く考察してみましょう。


一番の原因と言いますか、前提として授乳中のお母さんは、授乳のために脱水気味になっている可能性がある&食生活を含む日常の生活が不規則になり、便秘気味の人が多い、ということが考えられます。
そしてそこに、偶然赤ちゃんの便秘が起こる……すると、
「私の便秘が赤ちゃんにうつった!」
と考えてしまう。
これが、「お母さんの便秘が赤ちゃんにうつる」という俗説が生まれた一番の原因だと思います。
なので、実際には、赤ちゃん自身が特に母親とは関係なく便秘しているだけ、という可能性が高いです。

「若干ありうる」として私が考えたのは、主に食事量=母乳が少なめである可能性です。

便秘の原因として、まず「食事量が少ない」ことがあげられます。
食事量が少なく、便の量が少ないと、当然ながら便秘が起こります。
赤ちゃんの場合は母乳です。母乳の中でも「質」と言いますか(表現は微妙ですが)、固体の便になる食物残渣、つまり母乳の中の水分以外の部分が足りない可能性があります。
これは、母乳の生産者、つまりお母さんの栄養が足りていない、食事が足りていない可能性があります。食事が足りなければ、お母さんも便秘気味になるでしょう。
ただ、よほど母親自身が影響失調とかでなければ、この母乳の成分自体に大きな影響はないと考えますので、ここは微妙なライン。

私があげたいのは、母乳の成分ではなく「水分量」です。
便秘の原因としての「水分が足りない」こともあげられます。
水分が足りなければ、便は硬くなり、便秘になります。
赤ちゃんの場合、母乳の量、母乳の中の水分が足りない(つまり母乳自体少ない)ことになります。
で、これも母親の脱水が原因である可能性があります。
母乳を上げている人は、いつもよりも多く(必要な母乳の量と同等以上)の水分を、普段自分が飲む量に加えて飲まなくてはいけません。これが足りないと、母乳も減りますし、母親自体も脱水になります。
結果として当然お母さん自身も便秘になりますよね。
母乳をあげている間は、ぜひ水分摂取は気をつけて行って欲しいなと思います。



ちまたで見かける「母親の食事の中の食物繊維が足りないから母乳の食物繊維が減る!」という説。
ちなみに、食物繊維は母乳中には分泌されません(と言いますか、便の嵩を増やすための食物繊維は、吸収されないからこそ意味があると言えます)。
とはいえ、食物繊維の足りない食事は、栄養バランスに問題がある可能性が高いでしょうから、母親自身の便秘解消のために、質のよい食事を摂る事を是非お勧めします。



以上、某所で「お母さんの便秘が赤ちゃんにうつる原因と解消法!」と食物繊維や怪しいお茶を薦めるサイトをみかけたので、気になって書いたものです。
母乳の質に気をつける、というよりも、母乳育児中は、ママ自身も便秘にならないようなバランスよい食事としっかり水分摂取することを意識してはいかがでしょうか。
その上で、赤ちゃんが便秘だったら、きちんと対処してあげましょうね

(当サイト内にもいくつか赤ちゃんの便秘解消法を記載しています、「赤ちゃんの便秘」タグを参考にされてください)

2014年6月23日月曜日

育児中の料理、強い味方は炊飯器!

今回は医学ネタとは全く関係ない話。
赤ちゃんといると、家事が大変じゃないですか。
特に料理。夕ご飯の準備を朝から小分けにして進めて、なんとか夕方にできている感じです。
私は煮込み料理が好きなんですが、抱っこ紐を使って料理していると火が使えないし、少し離れたところで赤ちゃんといると火をつけているのを忘れそうで怖いんですよね……前にそれで鍋を焦がしましたし……
というわけで、圧力鍋を使えばいいんですが、あれはあれでうるさくて、赤ちゃんが寝ていると使いたくない。
で、いろいろ調べて、どこの家庭にもある「炊飯器」が大層便利なことに気づきました!

2014年6月18日水曜日

ボタン型電池の誤飲に注意!

落ちているものはなんでも口にする赤ちゃん。
様々なものを間違えて飲み込んだといって病院に来る患者さんは多いですが、中でも危険なのがボタン型電池です。
直径20mmを越えるコイン型リチウム電池は、消化管に接触した部分から流れる僅かな電流で、外側にアルカリ性の物質を作り出しますので、短時間で食道を腐食し、食道穿孔を招く事があり、非常に危ないことが知られています。
万が一謝って飲み込んだ場合は、急いで医療機関を受診してください。

平成26年6月18日付けで消費者庁がボタン電池の危険性を喚起する文を発表しています。
小さなお子さんをお持ちの方は、是非ご一読ください。

http://halproject.blogspot.com/2014/03/stapipses.html?spref=tw

2014年6月17日火曜日

綿棒浣腸はくせになる?


綿棒浣腸はくせになる? という話を散見しますが、結論から申しますと、ないと思います。
少なくとも、「私、綿棒浣腸されてたから、綿棒がないと便が出ないのよね」という人には会った事がありません。

というのも、そもそも人間は、直腸に便がたまると、その刺激で「トイレにいきたい」と便意をおぼえ、排便を促す様々な動きが起こるようにできています。
これを、直腸結腸反射といいます。
綿棒浣腸も同様に、直腸に刺激を加えることで、直腸に便があるように思わせます。
通常の便と同様、その刺激で腸の蠕動が促され、肛門括約筋がゆるみ、腹圧がかかることで排便するようにするという一連の排便行為が行われるわけです。

綿棒浣腸で赤ちゃんの便秘を解消!

うちの赤ちゃんは、現在二か月半ほどですが、新生児期から便秘気味です。
一日一回排便があれば上出来。三日とかない日もありました。
今回も前回排便から丸二日。
便秘自体はそのうち出てくるからいいんですが、本人が少し苦しそうで身悶えしてるんですよね。うなったり、きばったりしてるんですけど、全然出てくる様子がなく……お腹もぽっこりが酷い状態。
そこで、綿棒浣腸をすることにしました。
綿棒を肛門から挿入し、直腸粘膜を刺激することで排便を促す、というシンプルな方法で、綿棒とオイルさえあればできるという手軽さ。私の出産した産婦人科でもやってました。
が、赤ちゃんのお尻の穴の小さいことといったら……!
ここに綿棒突っ込んで大丈夫なの?
とハラハラしてしまいます。

2014年6月13日金曜日

おむつかぶれ(おむつ皮膚炎)になりました

気をつけていたのですが、ふと気がついたら、おむつがあたる範囲がほんのり赤くなっていました。
一日だけ便が出ず、翌日の便が多かった&濃かったのが原因かと思います。
そのあとも気をつけたのですが、どんどん赤みが増し、ふと気づいたら真っ赤。触ると皮膚ががさがさに硬くなって、大陰唇にしわがよるくらいになってしまいました。
こりゃいかん。おむつかぶれだ。

おむつかぶれは、医学用語では「おむつ皮膚炎」と言います。
広い意味で、「おむつで覆われている皮膚に生じるすべての皮膚炎」のことを指します。
ですので、その中身には便などの接触性皮膚炎のみならず、あせもなども混ざっていることがあります。
おむつの中は高温多湿。このむれむれのおむつの中で、皮膚の表面の角質が軟らかく、ふやけた状態になります。
ここに、尿や便のいろいろな物質(尿素、細菌、アンモニア他)の刺激や、おしりふきでこすったり、おむつ自体でこすれたりすることによる物理的な刺激が加わると、弱った角質が傷つき、皮膚炎を起こすことになります。
症状としては、おむつでこすれやすい部分や肛門周囲の発赤、びらんなど。びらん(ひどくなると潰瘍になることも)になると、痛がって、おむつ替えの度に泣くことも。
特に、便がゆるい状態だと、おむつに吸収されるより早く、便が皮膚を覆ってしまうので、簡単に角質が軟らかくなり、皮膚炎を起こしやすくなります。

32歳女医、そろそろ子どもが欲しい頃